専業主婦が個人再生をするためには

専業主婦だった私がパートを始め、個人再生をした話(女性/40代)

女性/40代30代後半の頃、母が認知症を患いました。

兄弟がおらず、旦那も仕事で忙しいため、ほぼ私が介護を担当することになりました。
想像していたよりも精神的負担が大きく、生活に癒しを求めるようになります。

そんな中、奥様友達に誘われたのをきっかけにヒーリングのセミナーに参加するようになりました。

カウンセラーに手を握られるだけで体の疲れがスーっと引いていき、
目に見えない力が本当にあるように感じられたのです。

すぐさま8万円の入会金を支払い入会しました。

何回かセミナー参加を繰り返していると、アドバイザーへのランクアップを進められました。
レクチャーの費用に20万円かかるとのことでしたので迷いましたが、結局支払いました。

ほどなくしてさらに上の役職を紹介され、さらに40万円が必要とのことでした。
セミナーに心酔しきっていた私はついにカードローンに手を出し、この40万円を工面したのです。

その後も事あるごとにランクアップと有料レクチャーの勧めがありましたが、
ついにセミナーとは縁を切ることにしました。

要求される金額が度を超えていたのです。残ったのは借金だけとなり、弁護士への相談を決意しました。
パートを始めて、自分の収入で返済していく覚悟はありました。

その旨を弁護士さんにお伝えしたところ、提案されたのが「個人再生」という手続きだったのです。

結果、大幅に減額された負担の少ない返済をしていくことができましたし、
セミナーから開放され、充実したパート生活を送ることができたのも逆に良かったと思っています。

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よくある質問

個人再生って何?

債務整理の方法には任意整理、特定調停、個人再生、自己破産という4つの種類がありますが、
私が弁護士との相談の末、選んだのが個人再生でした。

個人再生は借金を5分の1に減額することができ、その借金を3年から5年をかけて返済していく手続きです。

大幅な減額が魅力ですが、本人に収入が無ければ手続きできません。
私はパート勤務を決意したのはそのためです。専業主婦のまま、借金を返済してきたいという人には向かないでしょう。

また、家計収支書や 収入証明書を裁判所に提出する必要がありますので、
旦那さんに知られることなく手続きを終わらせることは不可能に近いです。

私は手続きにあたり、観念して旦那に相談しました。

個人再生しても家を残せるの?

債務整理の中で最大の減額効果をもつのが自己破産であり、自己破産をすればすべての借金がなくなります。

しかし、失うものも大きいのが自己破産であり、その代表的なものが、債務者が住む住宅です。
一方、個人再生では住宅ローンが残っている場合でもキャッシング業者に対して負った借金のみを減額できるのです。

これは民事再生法の「住宅ローン特則」と呼ばれるものであり、この特則によって住宅を守ることが可能になっています。

これまでの住宅を残しながら借金を返していけるのは個人再生の大きなメリットです。
私は家族に迷惑をかけることは絶対に避けたかったので、この住宅ローン特則も個人再生を選択した理由の一つでした。

個人再生にデメリットはあるの?

大幅な減額と家の守れるのが個人再生の魅力ですが、当然デメリットがないわけではありません

一つは自己破産のように信用情報機関に手続きの事実が記録されてしまう点です。
これにより私は向こう5~10年新たな借入はできません。

とはいえ、これ以上借金を繰り返すつもりは毛頭ありませんので、甘んじて受け入れるつもりです。

借金を抱えた人間として当然の報いだと思っています。

二つ目に、国が発行する機関誌「官報」に氏名、住所が記載されてしまう点です。
私の氏名、住所もしっかりと載ってしまいました。

一般の方が目にするものではありませんが、家族のことを考えると心が痛いです。

また、いわゆる「サラ金業者」がこの官報の情報をもとに接触を図ってくることがあります。

お金を支払いえば信用情報がクリアになるというような荒唐無稽なものですが、
人によっては騙されてしまうかもしれません。