債務整理の費用っていくらかかるの?
借金のない生活を取り戻すために(女性/30代)
現在は消費者金融などからお金を気軽に借りることができますが、
それ故に収入のない主婦の方が借金を重ねてしまうケースが増えています。
私の場合は夫が仕事でいない時、内緒でパチンコに行ったことが借金の始まりでした。
また、専業主婦の私は自分でお金を稼いでいないので、
返済するには家計を切り詰めて返済に充てることしかできません。
そんな時にテレビCMで債務整理という言葉を知り、インターネットで色々と調べてみました。
一番多いのは過払い金の返金に関する情報でした。
この方法だと消費者金融からの借入期間が長い人ほど借金を大幅に減らすことができましし、
場合によっては過払い金として払いすぎた利息を戻して貰えることもあります。
しかし、私は借入期間が2年程度で利息制限法に合わせた金利で借入をしていたので、返金はほぼない状況でした。
自分にはどの方法が適しているのか分からなかったので、ある法律事務所のサイトを利用して
借金残高等を入力して、自分に合った債務整理方法を検索してみました。
すると、自分に合っているのは任意整理であることが分かり、早速弁護士さんに相談しました。
債務整理の中にも自己破産や任意整理・個人再生など様々な方法があり、
それぞれ必要な費用も違うので、実際に法律事務所に相談してみることをお勧めします。
今はまだ返済中ですが、着実に借金を減らせているので良かったです。
一人で悩んでも借金問題は解決しません。早めに相談しましょう。
少しでも早い決断で生活再建
迷い始めた時がタイミング
借金を抱えていると返済がスムーズにできている時には問題はありませんが、
収入の減少や突発的な出費などが起こると苦しい状況になりがちです。
何か補填できるまとまった収入が見込めれば解決も可能ですが、
一旦マイナスに傾いてしまうとなかなか修復は困難なものです。
特に家計を預かる主婦にとっては、毎月支払いのことで頭を悩ませるのは精神的にも大きな負担になります。
家計全体の収支に対して返済が厳しいと感じ始めたら、できるだけ早い段階で債務整理を考えましょう。
その為にはまず債務整理にかかる費用を知っておくことも大切です。
借金の残金に対して費用がどれくらいの割合になるか?お金をかけてまで整理する金額かを考えてみます。
それによって決断するのがまずポイントです。
自分に合った弁護士選び
実際に弁護士に債務整理を依頼する場合ですが、その費用は事務所によっても様々です。
また、債務の金額によっても変わってきます。
多くの場合は個人に対しての整理であれば15万円~20万円程度で受けているようです。
しかし、弁護士側も費用を出すにはある程度の借金の内容を把握する必要があります。
その場合にはまず相談だけしてみるのも方法です。
弁護士への相談は案件に関わらず30分5000円程度で受けているところが多いようです。
ホームページに相談料を掲載しているところもあるのでチェックするか、無い場合には電話で聞いてみましょう。
また、弁護士費用の建て替え制度もあり、定期的に無料相談を開いている機関もあります。
相談してから自分に合った弁護士を決めるのが解決の一歩です。
希望に沿った方法で解決する
弁護士を決めたら、あとは弁護士さんに任せてまずは債務整理の方向性を決めていきます。
それは、借金の総額や内容によって最適なものを弁護士さんが提案してくれる場合もありますが、決めるのは自分です。
あまりにも多額な場合には自己破産を勧められることもあります。
過払い金の請求で済むか任意整理や自己破産にするか自分の希望する方向性を相談し、
可能かどうかを判断してもらいましょう。
過払い金請求の場合には実際にカード会社などから戻ってきた金額から成功報酬を支払うことになりますが、
採算が合うかどうかも相談しながら決めていきます。
自己破産の場合には借金の一切が免除になりますが、裁判所の申立て費用が1万円程かかります。
適切な選択をして早期の生活再建を図りましょう。