介護破産の前にするべき債務整理の方法

まずは弁護士に相談するべきです(女性/50代)

女性/50代旦那の父親(義父)が認知症になり、足腰もままならなくなって要介護になりました。

私は主婦でパートに出てはいましたが、介護のためにそれも難しくなりました。

そして、悪いことは重なるもので不景気によって、
旦那の給料とボーナスが大幅カットされてしまったのです。

義父も結構な頻度で病院にかかるようになり、収入を支出が超える状況が続きました

介護のための様々なサービスも利用しましたが、それでも金銭的に厳しく、
親戚などに頼っても段々とそれも限界になり、最後は消費者金融からお金を借りました。

その結果、あれよあれよと借金が増えてその金額は500万円近くになりました。

利息の返済がかなりの負担になってきて、さすがにこれはマズイということで知人に相談すると、
破産という選択肢があることを教えられ、近くの弁護士の先生に相談してみました。

破産には悪いイメージがあったのですが、弁護士の話では介護破産はそれほど恥ずかしいものではなく、
むしろこういう状況であれば積極的に利用すべきという話をされました。

最終的にある程度の財産を処分することになりましたが、借金は免責されてかなり楽になりました。

破産後はしばらく厳しい状況が続きましたが、今では生活も立て直しつつあります。
介護で破産するなんて思いませんでしたが、借金で困った時にはまず弁護士に相談すべきだと実感しました。

借金の悩みをスッキリ解決するなら

街角法律相談所

街角法律相談所
  • 簡単な質問に答えると、どれだけ借金が減るかそして戻るかが分かる
  • 実名や住所を一切知らせることなく、誰にもバレずに無料診断できる
  • 全国各地から自分に最適な法律事務所を見つけられるので効率がいい

破産にもある!債務整理の選択肢

家を売らずに済むものなら、それで済ませよう

親の介護に費用がかかりすぎたり、仕事を辞めざるをえなくなって収入が減り、破産をする方が増えています。

自己破産をするとはほぼすべての財産を失うことを意味し、マイホームをお持ちの方は当然家も手放すことになります。
引っ越しなどがもたらす高齢者への精神的ダメージはかなり大きく、最悪、認知症の発症や症状悪化をもたらします。

ですから、介護破産を考える前にできるだけ住宅ローン以外の借金を見直すことから始めることが重要です。

借金額と支払額を計算してみると、法定利率以上にお金を支払ってしまっている事実が見つかることもあり、
これを払い戻してもらうことによって、借金額を減らせる可能性もあります。

以下、自己破産をする前に検討しておきたい債務整理の方法について述べていきます。

自己破産以外の債務整理手段

介護破産の前に考えられる手段としてまずは、任意整理と個人再生があります。

任意整理とは貸金業者と交渉し、返済方法や返済額を減らすことで借金の完済をめざすものです。
個人再生とは裁判所を通して借金額を5分の1に減らしてもらい、これを3~5年のうちに完済するものです。

どちらの場合も、住宅を残したまま債務を整理することができます。

ただし、個人再生の場合は住宅ローンまで減額してもらえるわけではないので注意です。
それでも借金を支払いきれない場合には、住宅を含む財産の任意売却もしくは競売となります。

どちらも「売る」ことに変わりはないのですが、競売の場合は
売却額が半額以下になることが圧倒的に多いため、できる限り避けるようにしましょう。

任意売却の場合は住宅ローンが残っていたとしても売ることができ、
場合によっては借入先と残ったローンについて残高の交渉をすることができることもあります。

最後の手段としての自己破産

以上の方法をとっても借金を支払いきれない場合、自己破産をすることになります。

自己破産をするとブラックリストにのり、しばらくの間クレジットカードを作ることができなくなったり、
官報という国の機関紙に住所氏名が載る、ほぼすべての財産を失うなどのデメリットがあります。

しかしそれでも、支払督促に悩まされることはなくなり、借金をゼロにして再出発を図ることができます。

また、自己破産をしたことを直接の原因として、現在の就職先から解雇されるようなことはありません。
これらの債務整理の方法については、自ら検討してみた上で法律の専門家に相談しましょう。

もちろん介護破産は避けたいものですし、債務整理に踏み切るには勇気がいるものです。

しかし、家族のためにも1日でも早く着手し、負担額と手間を減らすようにしましょう。